君の後悔から




波留くんは前から先輩方やら沢山の女の子にモテていたけど


たしか二年の時の文化祭でその年から始まった
「王子コンテスト」で
あらゆるカッコイイ先輩方を抑え


校内一の王子の称号をいとも簡単に手に入れてしまったのだ



それからとはいうもの
波留くんはもはや学校のアイドルのような存在になり、ファンクラブまであると聞いたことがある



そんな波留くん情報を思い返していると



「はよ。はづ、風邪大丈夫?」



と波留くんがいつの間にか私の前にきていて

話しかけていたのだ


私はびっくりしながらも





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