君の後悔から



担任が入ってくる



「明日は卒業式本番だ。
主役はお前らなんだからな下級生の手本になるように気を引きしめてやれよ」



担任の話を聞いて分かるように

今私は高校三年の卒業式の前日という時期にいるのだ



私も絵美里ちゃんも波留くんも大学受験が一段落して卒業式までのカウントダウンをする日々を過ごしていた




高校を卒業したら私は地元の大学に
波留くんは県外の大学に行くことが決まっていた



だから必然的に波留くんとは離ればなれになることが決まる




そして私は昔のこの頃自分を思い出していた





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