君の後悔から




「お前、結構分かりやすいのになあ。」




「え、俺って分かりやすい?ヤバイバレてるかな…」


「いやいや、奇跡的にお前の気持ちには気づいてないと思う。相手が鈍感でよかったな」




「よかったー。でもちゃんと俺伝えるよ。卒業したら離れちゃうし」




「やっと、お前も決心がついたか! 俺は応援してるからな」



「おう、ありがとう。」



しばらく聞いていると
準備室から椅子などを動かす音がしたので


私はすぐさま科学室の机の下に隠れた



するとその後すぐに波留くんと友達さんが出てきて私に気がつくことなく
出ていってしまった




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