君の後悔から




校門に向かって歩いていると頬にしずくが流れていた



ゆっくりと歩いてやっと校門につき、そこから出ようとすると




「はづ!!こんなところにいた」



少し離れたところから波留くんが私に話しかけてきた



「俺、カバン取ってくるからちょっと待ってて。一緒に帰ろうぜ」



それに対して私は振り返らずに


「今から友達のうちで打ち上げあるんだ早く行かなきゃ」



と言うと歩き出した





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