君の後悔から





不意にひとつの写真に目がとまった



波留くんと私がとびっきりの笑顔で夕焼け色の公園で写っている写真だった




よくその写真を見ているとその写真のポケットだけ膨らんでいた




私は気になり
ポケットから写真の後ろに挟んであるものを取り出してみる




するとそれはかわいい封筒だった





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