甘々注意報
教室でも聞こえてくるのは実習生の話。
イケメンかな?とか美人かな?ってそんなことばっかりだけど…
ちょっとして咲斗と純君が入って来た
咲斗は私のところに来て
「なんで先に行くんだよ」
って
陽菜に逆らえなかった(汗)のと話を聞きたくなかったから…
「ごめん…」
「まぁ、いいけど…それより、あんま顔色よくないけど大丈夫か?」
「そう?大丈夫だよ」
あんまり心配かけさせたくない
私はいつも咲斗に心配ばかりさせてる…
私がもっと強ければなぁ…
「無理すんなよ?」
「大丈夫だもん」
「お前になんかあったら俺心配し過ぎて死ぬかもしんねぇ」
「…っ//」
嬉しいけど恥ずかしいよ…//
それに…
「死んじゃヤダ…」
「死なねぇよ、例えだっつーの(笑)それにお前をおいて死ねるかよ!!だからんな顔すんな」
「うん…」
ガラガラ
「さっさと席に付け、HR始めるぞ」
大きな声で入って来たのは担任の羽島透(ハシマトオル)。通称、しまやん
まだ25歳で若い見た目もいい方だと思う
担当は男子の体育。
「…チッ…じゃあな」
咲斗は舌打ちをして自分の席に帰って行った
「えーと、お前らも知ってのとーりこのクラスに教育実習生が来る。期間は今日から三週間だ」
「しまやーん質問です!!実習生は男ですか女ですか?」
「さぁな、自分の目で確認しろ」
「じゃあ、さっさと中に入れろよ!!」
みんなが騒ぐから先生はしょうがないと小言を言いながらドアを開けた。
「藤森先生、入って下さい」
藤森…?
まさかね…?