甘々注意報


「はーい」




「なんだよ、男かよ…」
「かっこよくない//?」

聞こえるのはそんな声



入って来たのは紛れも無く私の知ってる人

知ってるってゆーか、私ん家のお隣りさんで私の幼なじみの舜ちゃんだ…



「初めまして教育実習生の藤森舜人(シュント)です。担当の教科は数学でーす。今日から三週間よろしくおねがいしまーす。」


ちょっと軽い感じに見える舜ちゃん。
けど舜ちゃんが微笑んだ瞬間女子のほとんどは歓喜の声をあげた…





舜ちゃんの目線は確実に私に向けられてて…はぁ、なんで私のことを見るのかなぁ?


舜ちゃんが微かに笑ったのを私は見逃さなかった…




これはめんどくさいことになりそうだ…



女子が次々と舜ちゃんに質問している。

聞いていることは、何歳かとか彼女はとか好きなものや食べもの。


その質問私でも答えられるよ…



舜ちゃんは20歳、今は彼女はいない。
好きなもの、女・女・女(←よくわかってんじゃーんby舜人)
好きな食べもの、オムライス





生まれてからずっと一緒だった私と舜ちゃん。

お互いの好きものなんかは大体知ってる…


舜ちゃんは私の初恋の相手だったりする





そして休み時間になっても質問は続いてる

さすが、舜ちゃんだ…


< 19 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop