甘々注意報
「はーい」
「なんだよ、男かよ…」
「かっこよくない//?」
聞こえるのはそんな声
入って来たのは紛れも無く私の知ってる人
知ってるってゆーか、私ん家のお隣りさんで私の幼なじみの舜ちゃんだ…
「初めまして教育実習生の藤森舜人(シュント)です。担当の教科は数学でーす。今日から三週間よろしくおねがいしまーす。」
ちょっと軽い感じに見える舜ちゃん。
けど舜ちゃんが微笑んだ瞬間女子のほとんどは歓喜の声をあげた…
舜ちゃんの目線は確実に私に向けられてて…はぁ、なんで私のことを見るのかなぁ?
舜ちゃんが微かに笑ったのを私は見逃さなかった…
これはめんどくさいことになりそうだ…
女子が次々と舜ちゃんに質問している。
聞いていることは、何歳かとか彼女はとか好きなものや食べもの。
その質問私でも答えられるよ…
舜ちゃんは20歳、今は彼女はいない。
好きなもの、女・女・女(←よくわかってんじゃーんby舜人)
好きな食べもの、オムライス
生まれてからずっと一緒だった私と舜ちゃん。
お互いの好きものなんかは大体知ってる…
舜ちゃんは私の初恋の相手だったりする
そして休み時間になっても質問は続いてる
さすが、舜ちゃんだ…