甘々注意報




―――――――



やっと昼休みかぁ…



勉強とかやっぱだりぃな…



つーか乃愛に触りたい…



早く飯買ってきて乃愛とイチャイチャしよう!!





「…相変わらず購買は混んでたな…」



まぁ、目当てのもんは買えたし…


早く戻って乃愛の声が聞きたい…




「さき…」



最悪…


なんでこいつに会っちまうかな?



「…美歌…なんの用?」







「告白の返事くらいくれてもいいじゃない」



「はぁ?するわけねぇだろ!!」



「放課後、図書室で待ってるから、来てね。来てくれないと乃愛ちゃんにヒドイことしちゃうかも♪」



「お前、ふざけんなよ!!乃愛は関係ねぇだろ!!」



乃愛に手でも出してみろ俺が許さねぇ





行きたくはない、けど行かねぇと乃愛が危ないかもしれない…




「関係ならあるでしょ。今、さきと付き合ってる…アタシにとってあの子は邪魔なの」



「お前が俺を裏切ったくせによく言うよ」


俺はもうお前みたいな女に興味ない



「前にも言ったでしょ?別れてから後悔したって…」



「んなこと口ではなんとでも言える…俺は行かねぇからな」



早く戻ろう…


「あの子が苦しんでもいいのね?アタシは来るだけでいいって言ったでしょ?来ないつもりならアタシにだって考えがあるから」



乃愛を守るためには俺が行けばいいのか?



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