オフィスラブ〜‘えす’課長の秘密〜
「おいで、つぐ」
「うん」
ドライアーが終わった後、私は朋くんとベッドに横になっていた。
「久しぶりだね。何もしないでつぐと寝るのは」
「そう言えばそうかも…」
「たまにはいい」
そう言って朋くんは…
いつものように腕枕をしてくれた。
「朋くん。あのね、私凄く幸せなんだって実感してる」
「俺もつぐを独占出来て幸せ。こんな日が毎日続けばいいのにって思う」
私も一日の半分以上は朋くんを独り占め出来ないから、こうやって独占出来るのは嬉しい。
「朋くん、おやすみ」
「つぐ、おやすみ」
私はそう言って瞼を下ろした。
朋くん、大好き――…