今、会いに行きます



亮。愛しい名前。

でも、この想いはすぐ消える。
だってあなたは眩しすぎるから。

私の汚いココロには眩しすぎるから。
あなたは…。


私とは住む場所が違うんだよ。


しっかりしてよ私。
亮まで汚す気なの?
だめでしょ、そんなこと…。
亮はきれいなココロなんだから。


そのとき、ケータイが可愛らしい音楽をながし震えた。




~♪ メール1件

俺だよ!亮だよ(・∀・)
ダチから聞いた☆
今日屋上いなかったね。
どこにいるの?



いつのまにか私は泣いていた。
愛しい。名前を見たら彼の笑顔を思い出した。
私の大好きな笑顔。
彼を忘れられないよ…。

どんどん彼に溺れてく。


好き。


彼が大好き。愛しいきみの笑顔。
自分に嘘をつくのはもぅできないよ…。
愛してる。大好き。



会いたいよ。



ちゃらりん。
メールを送信した音で私は我にかえった。
嘘!メール送信しちゃってるし!
なんで?そぅ思って送信ボックスを開くと…


亮、会いたい


「嘘…!送っちゃってる!咲のばか!ばかばか!もぉ~!」



~♪ メール1件

俺もだよ^^
今咲の家の前だよ


なんでわたしの家の前!?
わたしは急いで家に向かった。

走ってる中、私は自分に心の中で怒鳴り続けた。



亮まで汚しちゃだめ!



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