兄と私と弟と。







* * *






楓斗は感じていた。




これが嫌がらせだということ



そして‥






その嫌がらせが



これで終わらないということを‥‥‥







「誰の仕業だ‥?」






そう1人で呟く。






ピンと来る人物が

楓斗の頭を駆け巡る。








「アイツ‥か‥‥」









楓斗は焦ったように額に汗をにじませた。




















< 132 / 312 >

この作品をシェア

pagetop