兄と私と弟と。






「本当に似合ってた‥?///」




「おー‥似合ってた、と思う‥‥」




微妙ー‥


まぁ、いいや




「またおこしください!」




紙袋を受け取ると

私たちはまた歩き出す。



「持ってやるよ」





スッと持っていた紙袋を、楓斗が持ってくれた。




「あ、りがとう‥!!」




やっぱり優しい!




あんまり喋ったり

そんなのは無かったけど


手を繋いでいるだけで


充分だった。














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