兄と私と弟と。
でも‥せっかくだしね♪
「よしっ!いこっ」
私は楓斗の手をぐっと引っ張り、お店を回った。
「あ、楓斗ってこのブランド好きだよねぇ」
私が手に取ったのは
以前
楓斗がよく買っていた
ブランドの香水だった。
「香水か‥」
楓斗の反応は無い
そっか
私が選ぶんだもんね!
店の中をぐるぐる回っていると、ある物に目がついた。
「これだぁ!」
パッと輝いていたピアス
スゴい‥このピアスカッコいい!!!!
こんなの楓斗じゃなきゃ似合わないね!