兄と私と弟と。
強引に零音の口を手で塞ぐ
ほんとはもっと零音の声聞きてぇんだけど
いまは親が居るからな。
唇は首筋から鎖骨
だんだんと下がっていった。
「んんっ!!ん〜〜〜」
なんだかんだで感じてんじゃん。
「楓斗〜?ココにいるのぉ?」
は?
部屋の外から聞こえた母親の声
「やべっ」
零音はトロンとした虚ろな目ながらも、慌てて服を着た。
俺もその場から離れる。
「チッ良いところだったのに」
「入るわよぉ」
ドアが開く。