兄と私と弟と。







「なんだよ―‥勉強してた‥‥の、に‥‥」




楓斗がブツブツ言いながら部屋に入る。

私を見た楓斗は黙り込む





「なっ、どうした‥の?」





楓斗‥ゴメン

ゴメンね‥楓斗




もう駄目だ私


最低だよ私



楓斗が好きなのにお兄ちゃんの身体は安心するんだ。





「なんだ?全員揃って」




父を連れてきたお兄ちゃんは気まずい雰囲気の部屋に入る。






最初に口を開いたのは



母だった。















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