兄と私と弟と。







『――田口雪さん、野村夏音さん―‥‥


――‥‥杉並零音さん‥‥――――』

















目の前が真っ暗になった















「楓斗!」




「れねっ!!??」




振り返ってみても誰も居なかった。


周りを見渡しても‥いない





なに俺‥幻聴とか‥ウザ





俺、どーしたらいいわけ





零音、なんか教えろよ





いつもみたいに泣きながら俺んとこ来いよ

















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