兄と私と弟と。








一歩ずつ震える足で近寄る。






懐かしいその顔を見つめる。




「あ‥‥‥‥」




嘘だろ





まさか‥まだ‥‥





零音があの時選んだピアス




まだ付いてる‥‥。














胸がいっぱいになった。




















< 300 / 312 >

この作品をシェア

pagetop