兄と私と弟と。






「ふ、楓斗!!???」




「こっち系の事も

生きてく中では必要だと思うよ?」





え、なに?



1つづつ私のルームウェアのボタンを外していく弟。




お兄ちゃんも居るのに

いまはヤバいよ!





「ちょ‥ダメ‥‥」





楓斗の綺麗で長い指が

おへそから一直線に

上がっていく。




鳥肌がたつような何とも言えない感覚に

私はもう‥ハマってしまう。






いや、



もうとっくの前から








ハマっているんだ









「‥ぁ‥‥」





指が胸元に近づくに連れ


へんな声が漏れる。








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