boyshな女の子




「なぁ……、大丈夫か?」




明らかに心配してる声にハッとする。


随分と長い間、俺は恥ずかしさに身を焦がせていたらしい。


恐る恐る布団から顔を覗かせると、心配を通り越して怪訝そうな顔した水城が覗き込んでいた。


超至近距離で。




一瞬フリーズする。




が、自力で解凍し心の底から声を張り上げる。




「ち、近いっ!」




もう、心臓がヤバイ。


今にもはち切れそうなぐらいに、心臓が動いてる。





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