boyshな女の子




中居さんは簡単に部屋の中の物を説明しながら奥に歩いて行く。


俺達もその後ろに着いていくと中居さんが閉じられた障子の横に立った。




そして一気に横に開いた。




「「「わあぁーーーっ!!」」」




外の光景を見た瞬間みんなしてガラス窓にへばりつく。




窓のすぐ下に広がっていたのは白い砂浜、そしてその先透き通ったブルーの海。


とにかく絶景だった。




「浜には当旅館から1分程で行けますので、お部屋の方で着替えて行かれる方が多いですね」




その説明を終えると、中居さんはそっと退室しようとした。


何とも粋な演出をしてくれた中居さんに軽く感謝の気持ちを込めて会釈する。


すると、ニコッと笑いながら上品に襖を閉めて部屋から出て行った。




「海綺麗すぎるー!」


「早く泳ぎに行こうよ!!」




などキャーキャー騒いでる俺らの部屋の他3人はいそいそと水着に着替え出した。




< 258 / 470 >

この作品をシェア

pagetop