boyshな女の子





挟まってんだろ?





そう言おうとした時頭に何かが浮かんだ。



でもそれは一瞬で、ハッとなった時には何を見たのか覚えてなかった。






そこから先は何も書かれておらず———結局、男の子の決定的な情報も出てこないまま日記は終わってしまった。







「おい、飯だってよ」



兄がドアをノックしながら怒鳴る声にもうそんな時間かとベッドから降りる。








かすかな疑問を残しながら俺は部屋を後にした。







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