boyshな女の子




鍵が閉められたことにより、倉庫の中は真っ暗になった。


そのせいでビミョーにパニクった俺の耳には聞き慣れたあいつの声が。




「お前軽すぎねえかぁ?その身長でこの体重は無いだろ」


「いや、関係ねぇだろ……って何する気だよ、水城!!」


俺は目の前にいるであろう水城に勢いよく問いかけた。




「何ってさっき言ったじゃねぇーか、お仕置きだ」




背筋がゾクッとする。




………俺には分かる。


今水城がニヤリと笑ったのが。




「声出すなよ?」


「んーーー!?」




そう言われた次の瞬間塞がれる唇。




精一杯の力で水城の体を押し返そうとするが、完全に俺の上に乗っかっていて身動き出来ない。


それでも何とかしようともがくと手を掴まれマットに押さえつけられてしまった。




角度を変えて味わうように求められる。


気付けばされるがままになってしまっていた。





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