Eternal Love -永遠の想いを君に-
そう言って拓也に抱き付く愛恋さん。


「でも拓也が遊んでたの、こんなこだったんだぁ~?ちょっと意外~」


「あぁ、珍しかったからな。今時こんなのいないからな。何も知らないんだぜ?

超初心(うぶ)」


「へぇ~…」


「そう言う事だからお前と遊んでたんだよ。お前なんかいるわけねぇーだろ。

病気持ちなんて尚更な。めんどくせーし」


「わぁ~、拓也ひどぉ~い」


そう言って笑う愛恋さん。


「直ぐに死ぬんだろ?そんな女、好きになったって意味ねぇーよ。

お前なんか誰にも必要とされてねぇーんだよ。邪魔な存在なの」


誰にも必要とされてない…。


邪魔な存在…。


「(この人は誰…?本当に拓也なの…?)」

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