Eternal Love -永遠の想いを君に-
「透夜…なのね?」


「ち、違っ」


「夢鈴、本当のこと言ってよ。親友でしょ?

私、これ以上そんな辛そうな顔してるの見たくないよ」


「由茉…。ごめんね…」


「話してよ、夢鈴。私、力になりたいの」


「…勇矢、少し2人だけで話したいの。ちょっとだけ、席外して欲しいんだけど…」


「あぁ、わかった。じゃぁ授業は体調不良で休むってことにしとくよ」


「ありがとう」


「あぁ。んじゃぁ、後でな~」


「うん」


「(ごめんね、勇矢…)」


それから何があったのか、私は自分の気持ちを隠さずに全て由茉に打ち明けた。

< 73 / 170 >

この作品をシェア

pagetop