Eternal Love -永遠の想いを君に-
「掛け替えのない大切な、大きな存在…」


「うん。あのね、その頃たまたま勇矢が告白されてるところ見ちゃって、

凄く胸が苦しくなったの。そのときのこと、今でも鮮明に覚えてるよ。

それで、自覚したの…勇矢が好き、なんだって。それからずっと片想いしてたの」


「そっか…。片想いってどれくらい?」


「ん~と、勇矢に告白されたのが夢鈴も知ってる頃だから、約4年間かな?」


「そんなに!?」


「うん」


「辛くなかった…?」


「勿論、辛かったよ?だけど、それよりも勇矢が好きだって気持ちの方が、

大きかったから乗り越えられたの」


「凄いね…」


「そう?きっと、夢鈴も直ぐにわかるよ」

< 82 / 170 >

この作品をシェア

pagetop