Love&CocktailⅡ
「優人さんっ…そこ、ゃ…」
「ん?そんなに気持ち良いの?」
「や、違……んっ…」
胸元にチュッとキスをされ、あたしは甘い吐息を漏らす。
徐々に咲いていく、赤い花びら。
優人さんはその花びらを辿るように、指を這わせた。
「ん……ぁ…」
優人さんがあたしの中に、ゆっくり入ってきた。
ギュッと抱き締められ、意識が遠退きそうになる。
どんどん奥まで進んでくる優人さんの感触に…体が震える。
「あっ……あっ…優人、さん…」
「乃愛……」
まだ動いてもいないのに、体が敏感に反応する。
優人さんは優しく笑い、あたしの額にキスをする。
「好きだよ……乃愛…」
「あたし、も…好き…」
熱くキスを交わし、お互いを求め合う。
「ん、優人…さん……」
優人さんは動かず、そのままあたしの胸を愛撫する。
胸の先端に舌が触れれば、聞いたことのないような快楽に溺れた悲鳴が上がった。
熱い愛撫に息が乱れてきたあたしを見て、優人さんは耳元に唇を寄せた。
「……動いても、いい?」