Love&CocktailⅡ

「優人さんっ……あたし…」




「……っ…俺も…そろそろ限界…」




優人さんは更に律動を速めた。




こんなに激しく愛し合うのは…すごく久しぶりな気がする。




いつも優人さんは、あたしを気遣うように優しく抱くから。




「――…っ!…あっ…」




頭がおかしくなりそうな快楽が襲ってきた。




優人さんはあたしをギュッと抱き締める。




あたしは一際大きな声を出し、優人さんの背中に爪痕を残して意識を飛ばした――…。





















「――…ん…」




目を覚ますと、温かな感触がした。




見ると、あたしは優人さんの優しい腕に包まれていた。




優人さん…した後、ずっとこうして抱き締めててくれてたんだ。




すっごく嬉しいよ…。




あたしは優人さんの逞しい胸に擦り寄った。




< 108 / 114 >

この作品をシェア

pagetop