Love&CocktailⅡ
優人さん…。
優しすぎるよ…。
「えっとね…帰れるのが深夜の1時くらいだと思うの。だからそれまでに……」
『ん、分かった。じゃあ終わる頃迎えに行くからな』
優人さんは優しくそう言った。
あたしはなんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
「ごめんね、優人さん…。お仕事中なのに……」
すると優人さんは呆れたようにクスッと笑った。
『気にすんなよ、これくらい。乃愛のためだったらいくらでも仕事中断するよ』
「クスクス。お仕事中断って…」
『俺はそれくらい乃愛のこと愛してるんだからな。もう嫌ってくらい知ってるだろ?』
優人さんはあたしに言い聞かせるように言う。
あたしも…凄く愛してる。
「ん…あたしも、それくらい愛してる……からね////!」
あたしは頬を熱くしながら呟いた。