Love&CocktailⅡ
「やめて下さい…どうしてあたしなんかに……」
「え?決まってるじゃないですか……あなたが好きだからです。」
池田さんは腕を掴む力を強くした。
「いやっ…やめて、離して……」
「好きです、長谷川さん…僕を見て……」
気持ち悪い!!
誰があんたなんかとっ…
「……っ…やめてっ!!」
あたしは力を振り絞り、池田さんを突き飛ばした。
けどまだ池田さんは笑っている。
あたしは涙が出そうになるのを抑え、走った。
やだ…。
どうしてあんな人が隣人なの?