Love&CocktailⅡ
「許せないな……あの男」
「へ…?」
あたしはキョトンとしていると、優人さんはスカートから伸びたあたしの脚を撫でた。
「ひゃっ…////優人さ……」
「あの男…さっきも乃愛のことジロジロ見てた。一瞬で気付いたよ、“コイツ乃愛が好きなんだ”ってさ」
優人さんは脚を撫でていた手をスカートの中に忍び込ませた。
「……あっ…ゆ、うと…さ…」
「渡さない…絶対に。乃愛は……俺だけの女だ………」
そのまま優人さんはあたしを軽々と抱き上げ、寝室に運んだ。
この夜、初めてあんなに激しく愛し合った。
あたしが何度絶頂を迎えても、彼は許してくれなくて……
なのに、あたしを抱き締める腕は優しかった。
それに…あんなに余裕のない彼は初めて見た。
激しく抱かれながらも、あたしは更に彼の大人の魅力に呑まれていった――…