Love&CocktailⅡ
「お、おう…」
俺はコクコクと頷く。
「ふっ。ならよろしい」
リョウはクスッと上品に笑うと、“応援してるからね”と言い残し、資料室を出ていった。
リョウ…。
俺はな、お前に心から幸せになって欲しいって願ってるんだ。
あんなに綺麗で心も純粋な女だ。
幸せになれないワケがない。
お前はいつも俺の背中を押してくれていたよな。
乃愛に告白する前も…実はリョウに相談していた。
お前は『優人ならイケる。自信持ちなさいよ!男だったら全力で好きな女にぶつかってみなさい!』
そう言ってくれたっけ。
ありがとな、リョウ。
ホントに感謝してるよ。