Love&CocktailⅡ
「乃愛、今日終わったらロビーで待っててくれるか?一緒に帰ろう」
「あ、う、うん…。」
あたしは小さく頷いた。
優人さん…。
あたしのこと紹介してくれた…。
どうしよう////
なんか…すごく嬉しい////
「長谷川、そろそろ社長に挨拶行かねぇと」
木山さんが腕時計を覗きながら言った。
「あ、はい。じゃあな、乃愛」
「うんっ…バイバイ!」
あたしは優人さんに手を振った。
優人さんが去った後、あたしは顔に手を当てた。
……好き。
優人さんが大好きすぎて…胸が苦しくなってくる。
「お姉さん!作ってもらえる?」
前から声が掛かってきた。