好きだから

そんな人の友達紹介されても…

なんか期待できないな〜…

「ちょっと梓聞いてる?」

「あ、うん聞いてるよ!!
佐藤昂ってあの佐藤昂?」

「あのって何さ(笑)
佐藤昂は1人しか居ないでしょ」

「だよね〜…(笑)」

「あっ!
昂〜〜〜〜〜〜」

結愛ちゃんから聞いた事の無いような甘ったるい声が聞こえる

やっぱ佐藤昂チャラいな〜
私は苦手…(笑)
隣に居る人カッコいいけどちょっと怖いし…。


うわ〜佐藤昂近づいてきてるし…


「結愛の友達?」

「はっはい!」

緊張し過ぎて声裏返ったし…

も〜恥ずかしい…(泣)

「アハハハ
面白い子だね(笑)
俺、結愛の彼氏の昂。
よろしくな」

同時に佐藤昂のゴツい手が差し出された。

怯えながらもその手を握り返した

「よろしくな!!」

満面の笑みで手をブンブンと上下されてる姿にギャップを感じついコッチも笑ってしまう

「そんでコイツが俺の親友の沢村翔
小さい頃から俺らずっと一緒だから家族みたいなもんよ」


昂くんが説明している間
私をずっと睨む沢村翔

やっぱ怖いな〜…

「よ、よろしくお願いします!」


怯えながらも私は沢村翔に挨拶をする
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