デコボコな君とあたし。
*亮side
「ただいまから入学式をはじめます…」
と、開式の言葉。
そして校長の無駄にながいお話が続く…
めんど…
「先生の話ながいねー…」
「ねー…」
真奈美ちやんは背が小さめの女の子だ。
ふわっとしたボブで
笑うとほっぺたにえくぼができて可愛らしい。
「あ、そぉだ。わたしのことは『まな』って呼んでね」
「うん」
「何て呼んだら良い??」
「『まこと』でいいよ」
「わかった〜」
「小野麗」
「はいっっ!!!」
「あ♪まこと〜
小野くん名前呼ばれてるよ」
「ホントだ」
…うん
なんでソレをあたしに言った?!
てかあいつ、ちゃんと返事できるじゃん…