デコボコな君とあたし。





「あのさ…

き、昨日はヒドイこと言って、冷たくしてごめん!!




深くお辞儀をした後、




「本当は話しかけてくれた時は、嬉しかったの。


小野がいなかったら、きっと友達だってできなかったし…


ありがとうって言わなきゃダメなのに


それなのにあたし…こんな性格だから、


全然素直になれなくて。




すごいイラついちゃってて…。

み、皆に注目されたのも嫌で…



小野がっ、せっかく好意っで話しかけってくれたのに…


分かってあげられなくって。


それっなのに

いっぱい、いっぱい謝らせっちゃってっ…


謝んないといけないのはっあたっあたしっのっ方なのに、



うぅ…」





涙が溢れてきて上手く喋れない。



それでも小野はずっと優しく真剣な目で『うん、うん』って話を聞いてくれた






「メールしないっで、なんて、嘘っなの…




本当っに本当に
ごめんなさぁぁあいっ!!」



ついに
うぇぇん、と子供みたいに泣き出してしまった。



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