デコボコな君とあたし。





「大丈夫だよ、大丈夫だから。

気にしないで?ね?」






ハンカチであたしのぐちゃぐちゃな顔を拭いてくれる。





「…でも良かった!

黒瀬さん、俺のこと入学早々嫌いになっちゃったのかと思っちゃったもん!」


あはは、と笑う。



「じゃぁー、これからは仲良くしてくれる??」







「うんっ、うんっ」


あたしは何回もうなずいた。




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