お姫様を手に入れろ!
っていうか開口一番で死ぬってどーよ?
ありえない!
その時だった。
カツアゲ犯の後ろからニュッと手が出たかと思うと、あっという間にナイフが取り上げられてて、手の主である男がカツアゲ犯を捕まえていた。
うわ、かっこいい!
私もあんな風に犯罪者を捕まえてみたい!
私に憧れが芽生えた。
男はスラリと背が高く、体系も良い。
顔も綺麗で、サラサラとした短い髪がとても似合っていた。
アンビリーバブル。
こんな神みたいな男がいたなんて、やっぱ世界は広いわ。
男はなんか、後から来た屈強な男達にカツアゲ犯を預け、こちらに向かってきた。
近づかなくてもわかるけど、ホントに背が高いな。
「・・・大丈夫?」
男は、低いけどどことなく大人な感じの第一声を放ってくださいました。
「はい、大丈夫です。助けてくれてありがとうございました。」
あくまで女の子らしく、私は振舞った。
すると男はクスッと笑ったのだ。
「別にいいよ、女の子らしくしなくたって。聞こえてたし、見てたよ?よっしゃーって言って、さっきの男の人蹴り飛ばしてたの。」
「・・・・・・。」
天堂叶記、一生の不覚。
もう隠すこともあるまい。
私は本性を出すことにした。
「すっげーすね!あんな技、どこで覚えたんですか!?」
「・・・気づいたら覚えてた。」
男は無表情で答えた。
「あの、さっきの男を連れて行った人達は付き人みたいな感じですか!?」
「うん。まぁそんな感じ。」
「私に色々教えてください!ってか弟子にしてください!」
「・・・え?」
男はキョトンとしながら私を見る。
そしてフッと笑った。
少し不気味だった。
「・・・いいよ。」
「ホントですか!?」
「うん。」
「やったー!」
私はもうとっくに会社に行くのを忘れていた。
もうどうでもよかった。
男はおもしろそうに私を見ている。
少し癪だったが仕方ない。
この男に付いていけば、私はもっと強くなれる。
すると男は口を開いた。
「その代わり・・・―――――――――――――」
ありえない!
その時だった。
カツアゲ犯の後ろからニュッと手が出たかと思うと、あっという間にナイフが取り上げられてて、手の主である男がカツアゲ犯を捕まえていた。
うわ、かっこいい!
私もあんな風に犯罪者を捕まえてみたい!
私に憧れが芽生えた。
男はスラリと背が高く、体系も良い。
顔も綺麗で、サラサラとした短い髪がとても似合っていた。
アンビリーバブル。
こんな神みたいな男がいたなんて、やっぱ世界は広いわ。
男はなんか、後から来た屈強な男達にカツアゲ犯を預け、こちらに向かってきた。
近づかなくてもわかるけど、ホントに背が高いな。
「・・・大丈夫?」
男は、低いけどどことなく大人な感じの第一声を放ってくださいました。
「はい、大丈夫です。助けてくれてありがとうございました。」
あくまで女の子らしく、私は振舞った。
すると男はクスッと笑ったのだ。
「別にいいよ、女の子らしくしなくたって。聞こえてたし、見てたよ?よっしゃーって言って、さっきの男の人蹴り飛ばしてたの。」
「・・・・・・。」
天堂叶記、一生の不覚。
もう隠すこともあるまい。
私は本性を出すことにした。
「すっげーすね!あんな技、どこで覚えたんですか!?」
「・・・気づいたら覚えてた。」
男は無表情で答えた。
「あの、さっきの男を連れて行った人達は付き人みたいな感じですか!?」
「うん。まぁそんな感じ。」
「私に色々教えてください!ってか弟子にしてください!」
「・・・え?」
男はキョトンとしながら私を見る。
そしてフッと笑った。
少し不気味だった。
「・・・いいよ。」
「ホントですか!?」
「うん。」
「やったー!」
私はもうとっくに会社に行くのを忘れていた。
もうどうでもよかった。
男はおもしろそうに私を見ている。
少し癪だったが仕方ない。
この男に付いていけば、私はもっと強くなれる。
すると男は口を開いた。
「その代わり・・・―――――――――――――」