★逆のテンション★
「ほんとだ!保健室行こう!」

「ああああ、一人で行くんで!」

「行ける?大丈夫?」

「お前ら、どう見ても足引きずってるやん。」

誰誰!?

「ほんとだ!俺の肩持って!」

「ありがとうございます!」

やっぱ王子様はやさしいなぁ。

「ここは三階だから…保健室一階だから…

遠いね★」

「そうですねぇ★」

「何ポジティブになってんねん、はよ行けや。」

「そうだね!」

「お前2年の校舎来た理由、2年の担任の先生に

 部活のなんか伝えに来たんちゃうかったっけ?」

「あ!忘れてた!」

「時間大丈夫ですか?

もう、あと5分ぐらいでチャイムなりますけど…。」

「えっ!ごめん!!行ってくる!

 横、一緒に行ってあげて!!」

「わかった。」


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