春夏秋冬ー恋する彼女の気持ちー
あなたのことを気にしていたけど素直じゃないあたしは、いつも自分の気持ちと反対のことをしていた。
「桐島のバーカ」
かわいくないことばっかり。
親友にも「あんたって本当の素直じゃない」
って呆れられた。
もうこのときには、
「気になっている人」から「好きな人」になってた。
親友に「告白すれば」って言われても
「好きじゃないし」って言った。
「好きなくせに...」
そんなこと言われなくてもわかっていたけど、また素直になれないあたしが顔を出す。
春は出会いの季節。
あたしは、あなたに出会った。