Summer memory
駛君の家…っていったら
うちから見えてる家だったよな…まぁ特に断る必要もないし、どうせ暇だから…
ちょっと面倒くさいけど
「…いいよ、行ったげる。」
「ありがとうねぇ…今手がはなせなくて…そうじゃなければ私が行ったんだけど…」
「はいはい、行ってきます。」
充電器から携帯をはずして、ズボンのポケットにすべらせる
玄関を開けて、照りつける日差しのなかに足を踏み出した。
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