Summer memory


駛くんの家について
インターホンをおそうとしたとき、「わんっ」と足元で元気な犬の声がした


「びっくりしたぁ…!柴犬?」


地面にお座りをして私を見上げている


「可愛い…。駛君、犬なんて飼ってたんだぁ」


撫でてもおこらないようだったから
座り込んでしばらく柴犬とじゃれていたら


突然駛君ちの玄関が開いた


「誰かいるの?」


出てきた人は駛くんのお姉さんだった。


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