俺達にはオーナーがいる
マネージャーに車を運転してもらい、地下の駐車スペースに車を止めてもらった


数台所有しているので、空いている所に停めさせ、車から降りるとカギを手渡される。


「じゃ、Yuiさん。
戻りますので、これで失礼します。
お疲れ様です。」


この後、晴人の世話に追われるのは目に見えている。


「ありがとう。
晴人の事頼みます。」


唯がそう言うと、マネージャーは苦笑しつつ帰って行く。
近くにタクシーを呼んでいたので、その足でまた戻るのだ。


唯は地下の駐車スペースから自宅へ…


ふと…車に目を移すと…


車と車の間から、

『人の足』

らしきモノが見えた。


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