俺達にはオーナーがいる
「おい、良い加減にしろ。もう唯さん部屋もどったよ?!」
連はまだまだ続きそうな喧嘩を見飽きて止めに入った。
「「はっ?!」」
取っ組み合いにまで発展していたのに、2人同時にてが止まった。
まさに
しまった!!
顔になっていた。
余りに2人が似ていて笑わずに居られなかった。
「連くんどうしよぉ。唯さん許してくれないよぉ。」
口をへの字にして、冴は情けない顔をしている。
普通にしていれば、間違いなく美少女なのに、残念な事に気にしていない所がもったいない。
唯さんの事しか本当に考えてないんだなぁ…
それなのに報われなさ過ぎて同情してしまう連がいた。
「謝って謝って謝りまくって、唯さんの喜びそうな事するしかないな。」
連がそう言うと、立もうんうんと頷いた。
「……うん。」
凹んでる冴はそう言って自分の部屋にもどって言った。