俺達にはオーナーがいる

「実は今部屋の中で、唯さんを起こしてるとか。」

「…それは無いだろ!!」

「そうだよね?静かだし…でも、もしかしたら…一発で仕留められたのかも!!だって、冴は女の子だし、鈍そうだし!!」

唯の寝室のドアの前で、想像が膨らみ…

「と…とりあえず確認を…」

2人は頷いてドアに手をかける。
ゆっくりとドアを開けて中に入る。

「…ん"っ。」

唯の声に動きを止める連くんと立。

「………」

静かになったの確認してから、また動き初め…パーティションに隠れる様にしながらゆっくりと唯のベッドの方を覗き込む。

「「!!!」」

2人は声に出さずとも、目を大きく見開いて驚く。


"唯さんが冴を抱きしめて寝てる…?"



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