俺達にはオーナーがいる

『教室。』

「お前、バカだろ!!」


と唯は爆笑する。唯が爆笑したのに安心して立は苦笑しながら


『クラス中の前で愛の告白だよ。…で?どうしますか、俺の事。受け入れてくれます?それとも拒否?』

立のうしろから

"立、女かよ!!"
"やっぱりいたんだ彼女"
"フられろ!!"
"どうせ行くなら早く行け!"

いろいろな野次が聞こえてくる。


『ねぇ。早く答えて…この羞恥プレイ…耐えられないんですけど。」


聞こえてくる野次と、すごく恥ずかしそうに言う立の声がツボにハマり、サディストの部分を刺激した。


『…唯さん…。』

「わかったよ!すぐ来い、可愛がってやる。」

『やった!じゃーね。』


立は携帯を切って教室を飛び出す。
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