俺達にはオーナーがいる
立は唯に腰を持ち上げられ、体を起こさせられる。
ダルそうにしている立に、「早く返事をしろ」と言わんばかりに、クイっと首を動かした。


「う…うん、冴おかえり。」


立は唯に催促され、冴に返事をする。


「ねぇ、唯さんは?」


冴は何気なく聞くと


「ここにいる。」


唯はドアの方を見て言った。


「唯さん!!」

「えっ?唯さんも?何してるの?」


唯が返事をしたコトに驚いて名前を呼ぶ立。
それと同時に冴も驚きととのもに声を上げた。


「何って…ねぇ?」


意地悪そうにクスクスと笑いながら唯はベッドの中の相方、立に言った。
グッと深く腰を沈める唯に思わず声が漏れる。


「あぁっ…!」

「…いい声…。」


唯は立の声に身震いをする程悦んだ。
立はこのままだと唯は興奮のあまりこの状況を冴に言ってしまうのじゃないかと不安に駆られ…


「…?唯さん?立くん?何してるの?!」

「あっあれ!…食後の運動!」
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