キミを想う。
「デート!?」
「…どうしよ!!」
なかなか服が決まらない!
次の日の朝、なかなか出掛ける服が決まらなくて朝からずっと悩んでいる。
クローゼットやタンス、色々と服を探しては鏡の前で着て見るが、どれもピンと来ない。
ベッドや足元にはワンピースやシャツなど色々な服が散らかっている。
昨日は疲れてお風呂に入ったらすぐに寝ちゃったけど、よくよく考えたらユキくんと出かけるなんて大事だ!と今朝気が付いた。
「あ!もうこんな時間!」
壁にかかっている時計を見ると針が10時30分を示していた。
もうこれでいいや!
ヘアセットもしないといけない!
時間が迫ってきていてパニックになりながら急いで用意をする。