キミを想う。



「あんた誰?」


「えっ!?」


突然降ってきた声にビクッと心臓が飛び跳ねる。


声のした方へ向き、少しずつ顔を上げると、見たことのない男の子が私を見下ろしていた。



キレイな顔…。



「聞いてる?」


「ご、ごめんなさい」


見とれてボーッと見つめてしまっていた。



色が白く黒髪で整った顔立ち。


こんなキレイな男の子いるんだ…。



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