【完】好きじゃないもん!


「ねぇ、直。私、もう行くね。」


は?

と顔を上げた直。


「また、どうせすっころぶんだろ?だったらおとなしくここにいろよ。」



ドキン・・・・


はい、そうします!


な訳ないでしょ!



「いや!です。やらなきゃだめな仕事があるの。5時間目までには戻ってくるからお昼食べておいて?」



「・・・分かった。また、後でな?」


私の思いが伝わったのか何も聞かなかった。




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