【完】好きじゃないもん!
「その、ゲームのことに関して。...明日ダンスがあるじゃん。そのときに返事聞かせて?」
返事?
「返事って何の...?」
長い沈黙があった。
息が詰まった感じ------
下を向いてうつむいている直。
「未瑠...。俺と付き合ってくれ。それが命令だ。」
「....。」
言葉が出なかった。
う、そだよね?
あの、ゲームに関してだから別に私のこと好きじゃないのかもしれない。
いや、完全に好きじゃないと思う。